大正時代から選ばれ続けて

環境問題と
真摯に向き合ってきた、
「設備」「品質」「信頼」

設 備facility

“より早く” “より的確に” をモットーに安定した生産と供給を実現

当社では、亜鉛の純度をコントロールするための設備導入、設計、開発、温度制御や反応制御など、長い年月をかけて培った技術を活かした設備で大量ニーズへの対応や納期厳守を徹底しております。
また、当社では環境保全を考えるうえで、産業用廃棄物や煤煙、汚水などの公害問題も見逃すことはできないという考えを創業以来貫いており、二酸化炭素を排出しない設備や環境問題に大きく貢献できる設備など、時代に沿った設備を導入することで、環境問題に大きく貢献し続けています。

熔解設備① 自動炉

鍍金業者様などから集荷した亜鉛ドロス等の亜鉛原料を、形状、亜鉛の含有品位など用途ごとに区別して伸銅用、鍍金用、亜鉛華用再生亜鉛として製造しています。
各品種によって品位も変わってくるため、用途に合わせた製造方法で製造を行っています。
主に上丁亜鉛(再生亜鉛)、中丁亜鉛を製造しています。

熔解設備② 丸鍋

鍍金業者様などから集荷した亜鉛ドロス等の亜鉛原料を、形状、亜鉛の含有品位など用途ごとに区別して再生加工を行っています。
各品種によって品位も変わってくるため、用途に合わせた製造方法で加工を行っています。
主にアルミ亜鉛の再生亜鉛を再生加工しています。

団鉱設備

鍍金業者様などから集荷した亜鉛滓や灰などの酸化物原料を当社独自の調合方法で成型加工し、ブリケット型に固めています。
創業当初からガスを一切使わず固めており、Co2を全く排出しておらず、地球環境にもやさしい設備となっております。
また、当社独自の調合方法による製品は、業界随一の品質を誇っています。

分級設備

集荷した亜鉛含有酸化物等の原料をショベルカーに分銅を付け荒砕し、ハンマーミルで小石サイズまでに粉砕し、ボールミルで砂状までに粉砕したものを分級し、亜鉛粉末と金属粒(玉金)にコンベアーで自動的に分類しています。亜鉛粉末は当社団鉱設備へ金属粒(玉金)は、当社で生産する再生亜鉛の原料として当社熔解設備に供給、取引先に委託加工として出荷しております。
また、集塵ダストは、当社独自の方法で調合し、当社団鉱設備へ供給しています。

※撮影時のみ、ヘルメット等を外しています。

修理・修繕設備

工場内で機械等の故障、破損があればこちらの修理・修繕場所で修理等を行います。
基本的に自分たちで直せるものは、自分たちで修理を行います。

品 質quality

最新の分析機器を導入し、厳しい規格管理

当社は、ユーザーの信頼と安心を考え厳格な検査を積極的に行っています。
そのうえで、4つの軸を中心に徹底した品質管理を行っています。

1.製品自体の質 2.納期 3.コスト 4.サービス QUALITYの思想

これら4つの軸をベストの状態で提供することこそが、私たちが掲げる「QUALITYの思想」です。

とりわけ製品の品質に関しては、業界有数の品質保証体制を構築しています。 最新鋭の原子吸光分析器を導入する一方で、化学分析も駆使し、原料段階から製品に至るまで徹底した品質管理を行っています。

電子天秤

分析時に必要な量を秤量します。

バーナー

製品サンプルを前処理し、溶液を噴霧して、バーナーで2000℃に熱し測定しています。

原子吸光分析器

バーナーで原子化した溶液を徹底した品質管理のもと測定しています。

信 頼trust

信頼を培ってきた歴史について

亜鉛は鉄と同様、私たちの生活の中に浸透し、広範な利用価値をもっています。
また、亜鉛は防食性に富み、展性や粘度、光沢性にも優れた特性を有しています。

街の中や生活の周辺を探してみても、送電線の鉄塔やガードレールのメッキ処理をはじめ、船、橋などの防錆ブロック、水道の蛇口やドアノブとして使用されています。また、タイヤやスニーカーなど、合成ゴム製品の老化を防ぎ、粘りを出すためにも用いられています。その他にも軟膏などの医療品や塗料の添加剤として、重要な役割を果たしています。さらに亜鉛は生体に必須の微量元素として必要不可欠なものです。

大阪亜鉛工業株式会社は、このような亜鉛の優位性に着目し、すでに76年。
長年培った技術と知識を生かし、皆様の生活を支えてきました。

創業から今に至るまで、「亜鉛リサイクル事業」を続けることが出来たのも皆様の支えがあったからです。

今後も業界のリーディングカンパニーとして、各時代に適応しながら、
お客様と共に歩み、地域社会に大きく貢献し続けていきます。